今回はトヨタC-HRについて、おすすめグレードを調査してみた。
【ざっくり言うと…】
予算があるなら…ハイブリッド「G」
4WDや走り重視なら…ガソリン「G-T」
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グレード展開
まずはグレード展開を整理しておこう。現行モデルのC-HRは、下記のグレードがラインナップされている。
大きく分けて「ガソリン・ターボエンジン車」と「ハイブリット車」に分けられる。
ガソリン(1.2L/直4ターボ)
グレード名 | 動力 | 参考価格 |
---|---|---|
S-T | 2WD/4WD | 229万〜 |
S-T “LED Package” | 2WD/4WD | 234万〜 |
G-T | 2WD/4WD | 260万〜 |
ハイブリッド(1.8L/直4+モーター)
グレード名 | 動力 | 参考価格 |
---|---|---|
S | 2WD(FF) |
261万〜
|
S “LED Package” | 2WD(FF) | 267万〜 |
G | 2WD(FF) |
292円〜
|
「ハイフンT」がターボ車(ターボエンジンのガソリン車)と覚えておこう。T無しがハイブリッドだ。
SとGの違い
- G系のタイヤは18インチ。S系は17インチアルミホイール。
- G系(およびS “LED”系)はヘッドライトがLED。
- G系は窓枠のデザインが違う。
- G系は上級ファブリック+本側シート。S系はファブリック。
- G系は内装色がリコリスブラウン。S系はブラック。
などの違いがある。
グレードの違いはC-HR公式サイトにある「グレード別主な標準装備表」が参考になる。
人気ランキング
車情報サイトの「オートックワン」では、どのグレードが人気なのかランキングを確認することができる。ランキング上位は下記の通りだった。
- 1位 ハイブリッド 1.8「G」
- 2位 ハイブリッド 1.8 「S」 LED パッケージ
- 3位 ガソリン 「S-T」
- 4位 ハイブリッド 1.8 「S」
全体的にハイブリットの上級モデルに人気があり、最も廉価版のターボエンジン車「S-T」も人気と分かる。二極化しているのか。

リセールバリュー
「価格.com」では買取価格・相場をざっくり確認することができる。C-HRのグレード別買取価格上位は下記の通り。
ハイブリッド、ガソリン車問わず、上級の「G」系の買取価格が高いことが分かる。
「G」系は新車価格も高いが、その分リセールバリューも良さそうだ。
専門家のオススメ
モータージャーナリストの青山尚暉さんは、雑誌でC-HRのグレードについて下記をオススメしている。
- ハイブリッドの「S」は、AC100V/1500Wのコンセントも付けられて実用性が高い。
- 走りの気持ちよさならガソリンターボの「G-T」がおすすめ。
参考:2018-2019年 国産&輸入SUVのすべて (モーターファン別冊)
個人的な見解
カタログ燃費を見ると、JC08モード燃費でガソリン車(15.4 km/L)、ハイブリッド(30.2 km/L)となっており、ガソリンとハイブリッドで倍近い性能差がある。
C-HRはプリウスのSUV版と言われることもあるため、どうせならハイブリッドを選びたい気がする。
専門家もハイブリットの方が実用性ありと評価している。グレードは予算があればG系が良さそうだ。リセールバリューも良い。
ただしハイブリットモデルはFF車しかないので、四駆や走破性を求めるならガソリンターボ車の「G-T」か。
最上級のG系は価格もそこそこするが、リセールバリューも考えると購入価値はありそうだ。
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